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(公社)全日本鍼灸マッサージ師会HPより(部)ーー
「はり」と聞くと多くの人は、縫い針とか注射針をイメージするようですが、施術に使用する“はり”は漢字では「鍼」と書きます。そして、その鍼の太さは普通、髪の毛ほどです。“はり”の、痛みはほとんどなく、習熟した技術により、瞬間的に皮膚を通過させますので、むしろ心地よい爽快感が得られます。
身体の表面 ―主に経穴(ツボ)にあたる部位― や特定の筋肉・各部位などに対し治療を施し、症状の改善に効果をあげます。
またディスポーザブル(使い捨て)の鍼の使用や、器具・手指の消毒をしっかりと行うなど、感染防止の意味も含め衛生面にも十分な配慮を払っています。
「お灸」について
一般的には艾(もぐさ)を用い、身体の表面【主に経穴(ツボ)にあたる部位】に温熱刺激による治療を施し、症状の改善に効果をあげます。
はじめて灸治療を受けるときは、やはり「灸は熱い、跡が残る」という不安を持たれるのではないかと思います。
しかし半米粒大くらいの艾を用いますので、一見して目立つ大きな跡が残ることはありませんし、数回の治療で上手に据えれば、治療後しばらくたてばほとんどその跡も消えてしまいます。
また灸といってもさまざまな種類があり、艾と皮膚の間に薬効が期待される。
生姜などを挟む方法や輻射熱を利用した方法など、心地良い温熱刺激で
跡が残る心配がまったくないものもあります。
マッサージ施術は
押し、引き、撫で、さすり、揉み、叩くといった手技を用いて患者個々に適した刺激量を選択し、治療を行います。
あん摩・指圧が経穴(ツボ)経絡(ツボとツボを結ぶ線)を意識して施術するのに対し、フランスから伝わったマッサージは、リンパ・血液の流れ・筋の走行に従って施術します。
このように、あん摩・指圧とマッサージとでは、理論や手技が全く異なるのですが、日本においてはひとつの資格として法制化されています。
あん摩や指圧は体の中心から末梢に向かって遠心性の刺激を与えるのに
対し、マッサージは身体の末梢から中心に向かって求心性の刺激を加える
のが原則です。「手で身体の状態を診ながら、悪い部分を見つけ治療する」
という点では、あん摩・指圧・マッサージは同じですが、あん摩は中国で、
マッサージはフランスで、指圧は日本で、それぞれ生まれ発達してきた手
技療法です。
マッサージ(英語:massage)は、直接皮膚に求心的に施術することに
より主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法
で、体のひずみを正常に戻す働きがありますす。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師免許もしくは医師免許(共に国家資格)がなければ日本において鍼灸マッサージを業として行うことはできません。
- まぎらわしい“リラクゼーションを目的とした「○○マッサージ」”とは?
近年流行の「癒し」産業ですが、あん摩マッサージ指圧師以外に多くの民間からの就業者が増えています。これらは法的な整備が整っていないことを逆手に取った「脱法行為」です。無免許で実質的なマッサージを行なっている国家資格を持たない民間業者の場合、治療を主目的とはしておらず医療事故に対する危機管理・健康被害への認識が薄いので受療する際には注意が必要です。必ず施術者全員があん摩マッサージ指圧師の免許を保有していることを確認しましょう。
東洋医学は「近代社会の限界」をよくわきまえているのみならず、
保守思想のエッセンスを体現している。
この世のありとあらゆる矛盾のなかで「いかにバランスを保って生きるか」と
いう歴史の知恵が東洋医学にたっぷりと含まれている。
□東洋医学の大いなる未来「東洋医学の力を知れ」
□現代日本人のストレスと食生活
■食べる物について大切なバランス感覚
■仕事はカットできず、食事をカットしている
■ストレスを感じるとお腹が減るのは頭の疲労
■食に速効性を求めたがるファストフード
■元気な人生を人に迷惑を掛けずに生活したい
■健康と別の方向へと向かう日本人
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